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原因不明の偏頭痛(片頭痛)・頭痛でお悩みの方
頭痛、偏頭痛治療の現状と問題点
 頭の側面を中心としてズキズキと痛み、主に片側のみに症状が出現することが多い偏頭痛(片頭痛)。現代医学では血管を収縮させる薬を飲み続けるか、頭痛発現時に鎮痛剤を飲むといった、根治するための適当な治療法の存在しない大変辛い症状です。


 頭痛には様々な原因が存在し、その裏側に重大な病気が隠れている事も多いのですが、偏頭痛(片頭痛)や慢性頭痛を患う多くの方は、病院で検査をしたにもかかわらず異常が見受けられません。

 そして、薬物での対症療法と同時に、経過観察という言葉で放っておかれてしまうのではないでしょうか。

 鍼灸治療では、特にそういった検査では異常が出ない頭痛に対して効果を発揮することができます。

 現代医学で対処できないからといってあきらめることはありません。もうひとつの医学である東洋医学があります。

頭痛を東洋医学的に研究し、治療へ応用
 そもそも偏頭痛(片頭痛)や頭痛という病気自体が最近できたものではありません。古くはおよそ1700年前に成書された中国の医学書である『鍼灸甲乙経』の中にもその症状と治療法が明示されております。

 その中にはめまいをともなった偏頭痛(片頭痛)の記載なども見られます。

 私は頭痛治療を東洋医学的に研究し、それを鍼灸に応用しています。頭痛治療を東洋医学的に研究するには、古代に成立した医学書を解読し、現代にあてはめていくという作業が行われます。


古代の医学書。左が仁和寺本『黄帝内経太素』、右は医統正脈本『鍼灸甲乙経』。

 古代の医学書の多くは日本語に解読されていませんから、漢文で記載された書物を地道に読んでいかなければなりません。

 その研究の際に感じたことは、頭痛の治療は通常の治療院で行われる、頭や頚の緊張を取るといった患部のみへの治療だけでは対処できないということです。全身のツボ(経穴)を一人一人の体の状態に合わせて使わなければならないのです。

 東洋医学では全身の血液の流れのバランスを重視します。頭痛の多くは頭部の方へ血液が過度に供給され、手や足と行った末梢の循環が悪い状態です。手や足に行くはずの循環が頭部にそのままとどまるので、頭部が充血してパンパンに張りつめた状態になり、頭痛を起こすわけです。

 これを治すには頭や頚への治療だけでなく、手や足といった末梢のツボ(経穴)を刺激し、頭に上った血を手足の方へ誘導していかなくてはなりません。

頭痛の治療例
 WHO(世界保健機構)が認定している鍼灸治療適応症の中にも頭痛は含まれており、当院での治療経験からも頭痛に対して鍼灸は有効であると実感しています。

 数例を挙げると、偏頭痛(片頭痛)とめまいを訴える50代の女性は、約3ヶ月の鍼灸治療で症状が消失しました。鍼灸治療受診前は、寝返りをうつたびにめまいがしたり、頭痛薬が手放せなかったりと大変なご様子でした。

 また、10年来のめまい・耳鳴り・頭痛を訴える30代の男性は週1回の頻度で頭痛鍼灸治療を行った所、2回目の治療時にはめまい・耳鳴りが解消、4回目には全ての症状が解消されました。

 患者さんの多くは頭痛治療はもっと時間がかかるとお思いのようでした。確かにご高齢の方の慢性頭痛の場合、長期間かかることもありますし、それほど効果がでないまま治療を中止することがあります。

 逆にご高齢の方以外では、長期間苦しんでいる場合でも数回の治療で改善することがほとんどです。頭痛になってから日が浅ければ浅いほど治療回数は少なくすみ、治りやすくなります。

追記
 当院では忙しい等の理由で治療院に頻繁に通えない現役世代の方のために、家庭でできる頭痛治療法を個別に教えています。頭痛でお悩みの方は今すぐお問い合わせ下さい。

成鍼堂治療院 院長
宮下宗三

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