2011-03-18: 寒さのしのぎ方

カテゴリ: 鍼灸・健康
投稿: 宮下
 地震から一週間が経過しました。特に東北は未曽有の大惨事になり、今もなお原発の危機が続いております。被災された皆さまには心からおくやみとお見舞いを申しあげます。

 さて、東京では計画停電が行われています。東京は依然として被災地とは全く比べものにならない恵まれた環境ではありますが、暗い部屋で暖房も使えなく、寒い思いをしている方も多いのではないでしょうか。

 寒さをしのぐには、とにかく上着を厚着すればよいわけですが、それ以外の方法もあります。

 家の中でマフラーをしてみてください。体感として上着を重ね着する以上に寒さが緩和されるでしょう。

 以前、家庭の東洋医学コーナーで、首を守って風邪予防という記事も書きましたが、東洋医学の思想は、今のように暖房などがない時代の知恵と経験です。温かい春までもうすぐなので、なんとか皆で一体となって節電に協力し、この危機を乗り越えていけるとよいですね。

カテゴリ: 鍼灸・健康
投稿: 宮下
鍼灸は中国で発祥したとはいえ、すでに日本に伝来してから約1600年経過しています。その間、日本なりの姿に発展もしていますし、東アジアのそれぞれの国でも違ったスタイルの鍼灸が行われています。

日本の鍼灸の良さのひとつとしてあげられるのが、患者への鍼の痛みの負担がない、非常に細い鍼を用いた繊細な治療です。

ジャパニーズスタイルということで、海外でも好んで日本式の鍼灸を行う鍼灸師達がいるようですが、現在世界で通常行われているのは中国式の鍼灸になってしまっています。

なぜ中国式が世界で広がっているかといいますと、やはり国を挙げて伝統医学の研究や発展を推進しているからでしょう。

中国は昨年52.43億人民元(日本円にして約700億円)もの予算を投じ、世界16カ国に臨床研究基地をもうけたり、中国国内にも多くの施設を新たに作り、すごい勢いで中医薬事業を発展させてきています。『中国青年報』という現地の新聞の調査によれば、中国の国民も67.9%が病気になったときに中国医学での治療を受けてみたいということです。

東洋医学にこんなに予算が投じられているなんてうらやましい限りです。中国の伝統医学熱に対して日本の現状はまだまだ寒い状態ですが、これは私たち当事者のアピール不足も大きな原因なので、反省しなくてはいけませんね。

■中医热升温 67.9%的人生病想看中医-『中国青年報』
http://zqb.cyol.com/html/2011-02/24/nw.D110000zgqnb_20110224_1-07.htm?div=-1

カテゴリ: 鍼灸・健康
投稿: 宮下
 中国の鍼灸事情は現場に立ったことがないのであまり知らなかったのですが、本日2月17日付けの『中国中医薬報』という中国で出版されている中国伝統医学関係の業界紙に、お灸が失伝の危機に面しているといった内容の記事がありました。

 記事によると、中国ではどうやら鍼灸といっても鍼がメインのようで、なんとお灸をしている人が少ないようなのです。

 日本では鍼はもちろんのこと、お灸を使う鍼灸師が多いので、お灸も鍼も両方とも重視するというのが日本鍼灸の特徴のひとつなのかもしれません。

お灸
昔のてんこ盛りのイメージとは全く違う
現在日本で行われているお灸


 お灸の効果については、内臓の働きを良くしたり、新陳代謝を促進したり、免疫や内分泌を調節する作用等があると、同記事内でも紹介されており、今後中国においてお灸の再評価につながっていけばと思います。

■中国中医薬報 2011年2月17日 (紙面をpdfでダウンロードできます。)
 http://www.cntcmvideo.com/zgzyyb/html/2011-02/17/node_2.htm

■関連ニュース “灸法”面临失传危机 简便廉验易于推广
 http://health.people.com.cn/GB/200501/13943513.html

カテゴリ: 鍼灸・健康
投稿: 宮下
 以前、『鍼灸師・マッサージ師になるには』という本を執筆中に、動物病院への取材に行き、そこで犬の治療を実際に見学させていただいたことがあります。

 日本伝統獣医学会という、獣医さん達による東洋医学の学会なども存在しているようで、家族の一員とも言える大切なペット達に安全な東洋医学的治療がどんどん普及していけばと思っています。

 動物への鍼灸は獣医さんでないとできませんが、実家で飼っていた一代目の猫には僕もよく鍼治療をしていました。

猫
動物も意外とおとなしく治療を受けてくれます。

 欧米でも動物への鍼治療を行っているようで、そのニュースが動画で紹介されていました。以下のリンクからどうぞ。

■動物への鍼治療動画
Acupuncture techniques used to treat animals

2011-02-14: Google Body

カテゴリ: 鍼灸・健康
投稿: 宮下
 ツボの解剖学的な位置づけというのがたまに気になって、本棚でほこりをかぶっている分厚い解剖学の本なんかを引っ張り出すことがあるのですが、最近グーグルのすごいサービスを体験しました。

 その名も「Google Body」。人体の3D画像が横回転に360度自由な角度から観察でき、しかも指定すれば内臓・骨格・筋肉などをそれぞれ組み合わせて表示ができたりします。

googlebody.jpg
これが「Google Body」画面。
骨と内臓のみ表示させた例です。


 背中には内臓に対して効果の高いツボが並んでいるのですが、それぞれの臓器に関連しているツボの位置が、解剖学的にも近い場所にあるのですが、3Dだとわかりやすいですね。

 今のところ、「Google Chrome」か「Mozilla Firefox 4 Beta」でしか見られないようですが、興味のある方は一見の価値ありです。

■Google Body
http://bodybrowser.googlelabs.com/



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