■膀胱炎騒動
お久しぶりです。気がつくとブログの更新が3ヶ月もストップしたままでした。こどもが生まれてからは、家でゆっくりブログを書くような時間を作りづらいですね。おむつを替えたり、お風呂に入れたりと、赤ちゃんの世話も最近やっと慣れてきました。

赤ちゃんは元気に育っているのですが、最近ちょっとした事件がありました。


■おむつが薄いピンク色に
猛暑の続くある日、妻がおむつを替えていると、なんとおむつが薄いピンク色に染まっています。同じ色つきの尿でも、濃い黄色であれば夏場よくあることなので問題視しなかったのですが、薄いピンクは初めてでびっくりしました。

「血尿かもしれない」

無症状で発熱もせず、赤ちゃんはいつもと全く同じ様子でご機嫌ですが、血尿だったら心配なので、ベビーカーに乗せて近くにあるクリニックへ。おむつも忘れずに持って行きました。


■クリニックで採尿
クリニックに着くとまずは採尿です。

大人なら紙コップみたいなものにいつでもできますが、赤ちゃんはこちらの思う通りにおしっこをしてくれませんので、陰部に採尿バッグという袋を貼り付けておき、ひたすら待ちます。

待ちに待って、やっとのこと出たのですが、袋に尿が数滴ついているのみで、採れたのはティースプーン一杯にも満たないような量でした。医師にみせるとこれでも問題ないとのことなので、検査結果をその場で待ちます。


■膀胱炎
検査結果は3分ほどですぐに出て、どうやら膀胱炎のようでした。医師はそれだけ告げて立ち去り、フロモックスという抗生物質とビオフェルミンが処方されてその日の診療は終了です。

一般的には便に関するトラブル時は、おむつを実際に観てもらようようなので、医師に持参したことを告げましたが、医師は見向きもせず、どうやら全く必要なかったみたいです。


■おむつがまた薄いピンク色に
おむつが薄いピンクになるのは、その時1回だけで、その後も赤ちゃんはいつもと同じように元気でしたが、処方された抗生物質を数日間飲ませます。再度診察してもらうと、菌が減ってきているので、もう数日間続けて薬を飲むように指示され、治療は無事終了しました。

・・・と思いきや、治療終了2日後にまたおむつがうっすらとピンク色に。今度は妻一人でこどもを連れ、再度念のためにおむつを持ってクリニックに行きました。すると、また尿から細菌が検出され、しかも前回よりも白血球が増え、悪化しているとのことです。

「奇形かもしれませんので、よくなったら検査します」

などということをさらに言い残し、医師は別室のこどもを診に立ち去ったようです。


■医師への不信感
医師が立て続けに「細菌検出・白血球増加・奇形」という結果だけ告げて、すぐに別室へ去っていったせいか、妻の不安はつのるばかりです。

1度目の診療には僕も同伴したのですが、ここの医師はそれほど説明もしないし、こちらの持参したおむつも診ない、こどもの様子などの話も聴かない、3分にも満たない慌ただしい診療といった感じで、妻も僕も直感的なちょっとした不信感がありました。

「何か違うんじゃないか」


■別の病院ではなんと前日と違う結果が
赤ちゃんはいつもよりも元気なくらいですし、発熱も全くないので、夫婦で話し合い、その日は新たに処方された抗菌剤は様子を見て飲ませず、妻が翌日にちゃんと診察してくれそうな、出産でお世話になった築地にある大きめの病院へ連れて行くことにしました。こういった時の母親の行動力はすごいです。

赤ちゃんがいつにも増して元気でご機嫌だということと、医師への不信感という全く主観的なものを根拠に、わざわざ遠くにある他の病院へ行って診てもらったのですが、なんとそこで検査すると細菌は検出されず、白血球も正常値とのことでした。前日の検査から24時間も経っていないのに、全く違う検査結果が出るのです・・・。もちろん薬など飲ませていません。


■親切な医師
僕は築地の病院には同伴しなかったのですが、妻によるとここの医師はすごく親切なようで、検査の数値の異常値と正常値や、検査方法などを詳しく説明し、赤ちゃんの様子などもちゃんと聴いてくれます。赤ちゃんの様子を医師に説明すると、経験的には母乳をいつもと変わらず飲んで、機嫌もよくて、発熱がなければ大丈夫なことが多いとのことなのです。

近所のクリニックでは必要とされなかったおむつも、ここの医師はちゃんと観察してくれたようで、観察後の医師のコメントとしては、どうやら正常な状態でも、尿はこの程度までならうっすらとピンク色になることもあるとのことでした。

簡易検査では確定できないこともあるようなので、一応顕微鏡でも観てみるとのことでしたが、数日後にその検査結果を聞きに行ってももちろん異常無しです。

近所のクリニックと全く違う結果が出たのはなぜだろう?


■採尿方法と誠実さの違い
しかし、仮に自然治癒するとしても、1日も経たないうちに正常値になるのでしょうか?近所のクリニックでは、前回とは種類の違うオゼックスという抗菌剤とビオフェルミンを10日分処方していましたので、その医師は抗菌剤を飲まずに、しかも24時間も経過しない状態で自然治癒するとは考えていないはずです。また、医学は科学であるということにはなっていますから、科学の再現性ということを考えると、同じ手順で検査をすれば、似たような結果がでるはずなのに・・・。

妻の分析では、築地の病院では外陰部に付着した細菌が尿へ混入し、誤検出するのを防ぐためか、採尿バッグを陰部に貼り付ける際、股の周りをちゃんと拭いてきれいにするようなのです。近所のクリニックでは、全く拭いたりしないんですね。また、そこの看護師さんはグローブもせずに全て素手で取り扱います。

衛生管理が悪くて細菌を誤検出しただけなのか、本当に膀胱炎だったのか、素人の僕に真実は分かりませんが、採尿方法には大きな違いを感じました。

そんなこんなで、もし妻が怪しいと思って行動に移さなければ、大切な赤ちゃんに無駄に薬を10日間も飲ませなくてはなりませんでした。

築地の病院の医師は、正確な検査をした上で、患者の話をしっかりと聴いたり、納得のいく説明をしてくれたようなので、実際僕は現場に立ち会わなかったですが、すごく感謝しています。

今回はたまたま最初にハズレくじ的なクリニックにかかってしまいましたが、築地の先生のような誠実さを持った医師を近所でも探さなくてはと思います。基本的に小児科を開業している先生はやさしい先生が多いでしょうから、今回は運が悪かったですね。